浴槽水を汚染するレジオネラ属菌は一般の土壌に生息し、空気を伝わったり浴槽利用者の体に付着して浴槽内に入ります。
ですから浴槽水は常時消毒をする必要があり、塩素濃度の基準が設けられています。しかし、浴槽利用を継続していますと、循環配管内部などにねばねばした生物膜(バイオフィルム)が生成されます。
このバイオフィルムはレジオネラ属菌の温床となり、またバイオフィルム内に生息するレジオネラ属菌には塩素消毒効果が行き渡らなくなります。
厚生労働省は、循環配管内のバイオフィルム除去が、年に1回程度必要であるとしています。
厚生労働省の「公衆浴場における衛生等管理要領」では、バイオフィルム除去には過酸化水素(2〜3%)を用いるとしています。過酸化水素は配管内の有機物(バイオフィルムなど)と反応、発泡し、物理的にバイオフィルムを剥離し除去します。
過酸化水素は、毒物劇物取締法の指定薬品で、洗浄は専門の業者によって行われる必要があります。
トースイは、浴槽ろ過装置の専門家として、この生物膜処理の専門スタッフをそろえ、安心、確実な作業をご提供しています。
|